佐藤芳嗣法律事務所

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シニアの日常生活と法律

現代という時代

本書の読者は60歳代ぐらいからのシニアを対象にしています。この年齢に達した方々は、仕事、家庭、地域社会、人間関係など様々な分野で豊富な経験を持ち、成熟した大人と見られています。この世代は、確かに人生経験が豊かで、これまで真面目に働き、一生懸命生きてきました。そして、それなりの財産を形成し、周囲から尊敬されている方々が多いと思います。
しかし、現代社会は、経済、社会、文化など様々な分野で変化が激しく、時代について行けないと感じている方も多いのではないでしょうか?
皆さんが60年を超えるこれまでの経験で決して出会うことがなかった新しい技術、例えばインターネットの普及に戸惑っていませんか?周囲に言葉の通じない外国人が増え、「ヤミ金融」などの消費者被害、「オレオレ詐欺」などこれまで聞いたことも経験したこともない恐ろしい出来事が周囲で多発していることに困惑していませんか?
これまでのシニアは、自分の経験と家族の支援だけで、人生を無事全うすることができたかも知れません。 しかし、情報化や国際化が急激に進行し、高度な技術が発達し、電話やインターネットで顔の見えない相手と否応なく接触せざるを得ない時代に突入したこれからの時代を、経験と家族の支えだけで生き抜くことは困難になってきました。また、平均寿命が延び、人生の最後に老人性痴呆に陥る方々も増えました。せっかく苦労して築いた財産を皆さん自身で管理できない痴呆や植物状態になってからも否応なく生き続けなければならないほど医学が発達してしまいました。
あらゆる分野で技術が高度化し、情報化、国際化、高齢化が益々進展していく時代が幸せな時代か否か疑問がないわけではありません。しかし、このような時代にシニアとして生きている事実は受け入れざるを得ません。したがって、このような時代に生きる知恵をご自身で身に付けるしかありません。

身近な法律問題

私は、弁護士としての立場から、シニアにかかわる様々な身近な法律問題を取り上げ、皆さんがこれからの人生を少しでも賢く生きるお手伝いをさせて頂きたいと思います。現時点で、このシリーズで取り上げる予定の身近な法律問題は次の通りです。

 
1 オレオレ詐欺にご用心 (突然の電話とパニック)
2 先物取引で財産を失うな (欲望とばくちで財産を失う愚かさ)
3 クレ・サラと破産 (収入の範囲で生活を)
4 ヤミ金融 (暴力金融の実態)
5 詐欺商法,霊感商法 (世の中うまい話はない)
6 訪問販売にご用心 (高価な買い物)
7 はんこの管理 (はんこは安易に押すな)
8 シニアと離婚 (プラスかマイナスか)
8 シニアと離婚 (プラスかマイナスか)
9 シニアの相続 (財産は誰のもの)
10 正しい遺言 (遺言は人生最後の武器)
11 後見制度の活用 (痴呆に陥る前に)
12 尊厳死 (人間らしく死ねるか)